インターネット配信
の裏側
の裏側
どんなスタッフが
働いてるの?
働いてるの?
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配信ディレクター配信ディレクターは、最近の小学生たちがあこがれるYouTuberのような仕事をします。地元の福島県を盛り上げるためのさまざまな動画を制作し、YouTubeやTwitter、Instagramなどで配信します。また、テレビ番組やイベントなどを多くの人に知ってもらうためにインターネットでライブ配信も行います。
配信ディレクターに聞いてみた
Q どんな人がテレビ局のイベントプロデューサーに向いている?
「こんな動画を作りたい!」「こうしたらもっと良いものが作れそう!」と、好奇心や向上心を持っている人が向いていると思います。
みなさんYouTubeの動画を楽しんで見ていると思いますが、実は動画の編集はとても時間がかかるんですよ。5分の動画を制作するのに10時間以上かかることもあるんです。なので配信ディレクターは誰かを楽しませるために前向きにがんばれる人が向いていると思います。
そして、テレビ局の配信ディレクターは楽しい動画を作っているだけではありません。大きな事件や事故が起きたときや、新型コロナウイルス感染症が大流行したとき、台風や地震などの災害が起きたときには、福島県民の命を守るために、報道部と連携して最新のニュースをライブ配信することもあります。福島県や全国で起きていることに関心を持ち、「いま何を伝えたらみんなの役に立てるか」を考えて行動できることが、配信ディレクターとして大切なことだと思います。Q 動画を作るときに大切なことは?
みなさんの1日は24時間と決まっていますよね。その24時間のうち、学校に行っている時間や宿題をやる時間、ご飯を食べて眠る時間などで20時間くらいは使ってしまいますよね。それ以外の大切な自由時間に、みなさんは動画を見てくれているわけです。一人でも多くの人に「見てよかった!」と思ってもらい、「次の動画も見たい!」とファンになってもらえるように、役に立つ情報をひとつでも多く入れたり、笑えるポイントを増やしたりする工夫しています。
そして、私たち配信ディレクターがほかのYouTuberたちと違うところは、「福島県のテレビ局」として動画を作っているという点です。福島県をもっと盛り上げるために、観光地やグルメの魅力をたくさん伝えたり、みなさんがまだ知らない地域の魅力をたくさん見つけたりして、福島県民の暮らしを豊かにすること、福島をもっと大好きになってもらう動画を作ることを大切にしています。Q うれしいと感じるのはどんなとき?
ライブ配信では、視聴者のみなさんからチャットを書き込んでもらい、その場で感想をもらうことができます。そのチャットから視聴者のみなさんのウキウキした気持ちが伝わってくると、とてもうれしくなります。
そして、ライブ配信はアナウンサーやカメラマンなどの仲間たちと力を合わせないと成功しません。見ている人だけでなく、仲間たちも笑顔で終わることができ、うれしそうに感想を語り合いながら片付けをしているところを見ると、次もがんばろうという気持ちになります。Q みなさんにメッセージ
仲間と1つの動画を作り上げる時間は、運動会や学芸会のようなお祭りを準備する感覚です。みなさんにもいつかこの楽しさを感じて欲しいなぁ...。
いつか来るその日に向けて、今は友達と一緒にたくさんのことを経験して、家族といろいろな場所にお出かけして「うれしい!」「たのしい!」「すき!!」と思えるものにたくさん出会って、感性を磨いてくださいね。ステキな大人になったみなさんを、福島中央テレビは楽しみに待っています。