アナウンスルーム

アナウンサーブログ

徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Kagamiishi Town 5-2
 鏡石町は田んぼアートで有名です。見頃を過ぎてしまいましたが、ぶらカメ1巡目で見た田んぼアートはこちらをクリック。
 アートを描く田んぼでは、既に田植えが始まっていました。
田んぼに人が集まっている。
田んぼに人が集まっている。
アートの輪郭を、テープで区切ってある。
アートの輪郭を、テープで区切ってある。
「町内だけでなく、県外からも応募していらっしゃっています。」
 責任者の方から取材許可は下りたので、今年の田んぼアートのデザインを聞いていると
「『七夕ものがたり』と言って、6色10種類の苗で織姫と彦星を描きます。彦星が飼う牛は、本当は緑の牛なんですが、鏡石町は岩瀬牧場で有名なのでホルスタインにしました。」
町外・県外からも、田植えに応募してきたと話す担当者。
町外・県外からも、田植えに応募してきたと話す担当者。
七夕過ぎには、このような田んぼアートが!
七夕過ぎには、このような田んぼアートが!
 このデザインを稲で表現しようと言う訳ですから、苗も育った時の色別に用意され、植える区画も細かく線引きされています。
区切られた中を、色の違う稲が育つ苗で彩る。
区切られた中を、色の違う稲が育つ苗で彩る。
一つ一つ手植えだ。
一つ一つ手植えだ。
 スタッフのTシャツの背中には、
「コメが育ってユメになる。それが田んぼアート。」
と書かれています。これだけでも素敵なキャッチフレーズですが、
「コメが片仮名でしょ? コメが育つと、コの字が伸びてユメになるんですよ。」
 なるほど、コの下の一画が横に“育つ”と、ユになる! 深いキャッチフレーズなんですね!! 素敵です。
スタッフのTシャツには、粋なコメントが。
スタッフのTシャツには、粋なコメントが。
”コメ”が育って(伸びて)”ユメ”になる! なるほど~。
”コメ”が育って(伸びて)”ユメ”になる! なるほど~。
 参加者の中には、町長もいました。毎年参加しているそうで、
「田んぼの中の方が、意外と温かいですよ。」
と楽しそうです。
「田んぼアートが切っ掛けで、農業が観光業になる事も分かりました。」
 最近は刈り終わった後も、太陽光発電パネル付きのLEDで田んぼアートを長く楽しめるようにし、訪れる人も増えました。今年も多くの人が訪れると好いですね。
町長も自ら田んぼアートに参加。
町長も自ら田んぼアートに参加。
題材が七夕だけに、町民と訪れる人の幸福の願いを込めて植えると話す。
題材が七夕だけに、町民と訪れる人の幸福の願いを込めて植えると話す。
 その田植えには、大人は長靴を履いて参加している人もいますが、子どもを中心に素足で田んぼに入っている人が多く見られます。
大人は長靴で参加の方も見受けられる。
大人は長靴で参加の方も見受けられる。
子どもは履物を脱いで田んぼへ。
子どもは履物を脱いで田んぼへ。
 こちらは町の広報の方。私と同様にカメラを持っています。
「広報誌の表紙を飾れるような写真を撮りたいと思います。」
私同様カメラを持っているのは、町の広報担当の方。
私同様カメラを持っているのは、町の広報担当の方。
目の前で田植えが始まった。
目の前で田植えが始まった。
 そう話すとシャッターチャンスが近いと見るや、あぜ道を走ります。
広報誌の表紙を飾る写真をと意気込む職員。
広報誌の表紙を飾る写真をと意気込む職員。
シャッターチャンスを逃さないようにと、走る職員。
シャッターチャンスを逃さないようにと、走る職員。
 腰を落としてカメラ目線を求める広報。次々に角度を変えてシャッターを切ります!! 同じカメラマンとして(←全然違うけど)好い写真が撮れるよう、応援しています!
「こっちを見てくださ~い。」
「こっちを見てくださ~い。」
どの写真が町の広報を飾るのか…。
どの写真が町の広報を飾るのか…。
 別の田んぼを見てみると…写真左下に、腰まで浸かっている子どもが!
左下に、泥だらけの子どもが!
左下に、泥だらけの子どもが!
腰まで浸かっている!
腰まで浸かっている!
 立ち上がると胸まで浸かった時もあったようで、顔にも泥がはねています。
こっちを向くと、胸まで泥が。
こっちを向くと、胸まで泥が。
顔には田んぼで頑張った勲章の、泥跡が。
顔には田んぼで頑張った勲章の、泥跡が。
 子ども用の長靴は、田んぼが深くて役に立たないようです。
あぜ道に置かれた長靴は…
あぜ道に置かれた長靴は…
ああ、一度長靴で田んぼに入ってみたのね。
ああ、一度長靴で田んぼに入ってみたのね。
 田植えよりも泥遊びが楽しい時間帯の方が多い子も…。
 そして中にはお尻まで泥まみれの“お母さん”も。
植え終わったのか、走る子どもも。
植え終わったのか、走る子どもも。
お母さんも大変な事に…。
お母さんも大変な事に…。
「倒れた人を引き上げようとしたら、自分も…。」
 車で来場したと言いますが、
「この後、どうしましょう?」
と笑顔。田植えの苦労を知って、今後お米の味わいが違って感じられそうだと話していました。
どうやら尻もちをついたらしい。
どうやら尻もちをついたらしい。
それでも良い思い出になっているよう。
それでも良い思い出になっているよう。
 一方、田んぼの近くで別の作業をしている方々は、鏡石町ヘルスメイトの皆さん。
 普段は健康的な食生活の啓発などを行っているボランティアの皆さんですが、この日は
「田んぼアートの田植えを手伝って下さった皆さんに、おにぎりと豚汁を振る舞います。」
田んぼ近くの図書館の所では、女性の皆さんが。
田んぼ近くの図書館の所では、女性の皆さんが。
おにぎり・豚汁を振る舞う準備の真っ最中。
おにぎり・豚汁を振る舞う準備の真っ最中。
 作る豚汁の量は約300人分! 健康的な食生活を啓発する皆さんだけに、ネギやニンジン、油揚げなど具もたっぷり。朝の8時から具を刻む作業に追われたそうです。
この鍋で150人分。
この鍋で150人分。
具だくさんの豚汁が作られていく。
具だくさんの豚汁が作られていく。
 そしておにぎりは、
「(去年の)田んぼアートで育ったお米で作ったおにぎりなんです。県オリジナル米の『天のつぶ』を使っているので、美味しいんです!」
 田植えの後のおにぎり・豚汁はさぞや格別でしょう。
おにぎりは、米の味が分かるようにシンプル。
おにぎりは、米の味が分かるようにシンプル。
地元のお米の美味しさを語る代表の方。
地元のお米の美味しさを語る代表の方。
 そして田んぼアート実行委員会の実行委員長にも出会えました。田んぼアートの良さとして
「子どもに、泥だらけになって苗を植える体験をしてほしいんです。一生忘れないでしょ? 実は子どもだけでなく、大人の中にも田んぼに入って田植えをしたい人もいるんですよ。」
子どもに自然体験を増やして欲しいと願う、田んぼアート実行委員会委員長。
子どもに自然体験を増やして欲しいと願う、田んぼアート実行委員会委員長。
田植えを手伝った子ども達。
田植えを手伝った子ども達。
 最近は泥だらけになって遊ぶ環境も少ないですからね。大人も子どもも、田植えの最中には笑顔や笑い声が絶えませんでした。
皆、楽しそう。
皆、楽しそう。
大人も楽しそうだ。
大人も楽しそうだ。
 委員長は今後、別の機会に水路で魚のつかみ取りをやってみたいとも考えているそうです。田んぼアートを通して自然体験を楽しむ子ども(大人も含めて…か)が増えると好いですね。
泥の付いた苗を、友達の顔に…。
泥の付いた苗を、友達の顔に…。
良い思い出が出来たね。
良い思い出が出来たね。
 見頃は7月中旬頃からだそうです。
 近くの鏡石図書館の4階にある展望室から、田んぼアートを楽しむ事が出来ます。(つづく)
展望室から見た、この日の田んぼ。2か月後が楽しみだ。
展望室から見た、この日の田んぼ。2か月後が楽しみだ。
JR鏡石駅下りてすぐの所に、田んぼアートがある。
JR鏡石駅下りてすぐの所に、田んぼアートがある。
 このあとは健脚姉妹の所属する陸上クラブの練習に、あれ?自転車同級生が再登場⁈

その3「20歳以下のアジア王者を生んだ陸上クラブ & いちご農家ならでは!完熟いちごが美味しいソフトクリーム」は、こちらをクリック。
陸上クラブの練習スタート!
陸上クラブの練習スタート!
朝会った少年2人が再登場!
朝会った少年2人が再登場!
全文を読む
コメントを投稿してよろしいですか?
利用規約

中テレ会員サービス(以下「本サービス」)は、株式会社福島中央テレビ(以下「当社」)が提供する、ホームページ、各種ネットサービスを対象とします。
ユーザーは本規約の内容をよくご確認頂いた上で、本サービスをご利用ください。
当社は、ユーザーが本サービスをご利用されることにより本規約の内容を承諾したものとみなし、以後ユーザーと当社との間にて本規約が適用されるものとします。

1.    本サービスのご利用にあたって
本サービスへの登録は無料で行えますが、ユーザーの端末機からのアクセス、メッセージなどの受信に必要な通信費はユーザー自身の負担となる他、一部コンテンツは有料でご利用いただくものになります。ユーザーが本サービスの利用に際して行った一切の行為、その結果および当該行為によって被った損害について、当社は何等の責任も負わないものとします。

2.    個人情報の取り扱いについて
ユーザー情報は、当社からのサービス提供または利用者のサービス向上を図るための資料(個人が特定されない統計資料)等、当社の正当な業務遂行上必要な範囲に限定して利用し、その範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)を行いません。ユーザー情報自体の取り扱いについては、別途当社が定める「個人情報保護基本方針」に従い、適切に扱います。

3.アカウントの管理について
ユーザーは、本サービスのログインパスワード等の会員アカウント情報について、自己の責任において管理及び保管するものとし、第三者に開示あるいは貸与、譲渡、売買等をしてはならないものとします。アカウントの管理不十分または第三者の使用等によりユーザーに損害が生じた場合、その責任は故意・過失の有無にかかわらずユーザーが負うものとし、当社は一切その責任を負いません。

4.登録の変更・退会について
ユーザーは、登録情報に変更が生じた場合や、退会を希望する場合、当社が指定する所定の方法によって登録情報を変更または退会の手続きを行うことができます。

5.未成年による利用について
未成年者のユーザーは、本サービスの利用の一切につき、親権者等の法定代理人の同意のもと利用しなければなりません。未成年者のユーザーが、法定代理人の同意がないにもかかわらず同意があると偽り、または年齢について成年と偽って本サービスを使用した場合、その他行為能力者であることを信じさせるための詐術を用いた場合、本サービスに関する一切の法律行為を取り消すことはできません。本規約の同意時に未成年であったユーザーが成年に達した後に本サービスを利用した場合、当社は、当該ユーザーが本サービスに関する一切の法律行為を追認したものとみなします。

6.知的財産権について
本サービスに関する一切の特許権、実用新案権、意匠権、著作権、商標権等の知的財産権(それらの権利を取得し、またはそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。以下「知的財産権」)は全て当社または当該権利を有する第三者に帰属します。ユーザーは、本サービスを利用するにあたって、一切の権利を取得することはないものとし、当社は、ユーザーに対し、本サービスに関する知的財産権について、本サービスを本規約に従ってユーザーの端末機においてのみ使用できる譲渡不能の権利として許諾するものです。したがって、ユーザーは個人で楽しむ目的(著作権法第30条第1項の範囲での私的使用)でのみ本サービスを利用できます。また、ユーザーは本サービスについて当社から提供された状態でのみ利用するものとし、本サービスに関する情報の全部または一部を、当社の了解を得ずに、複製、改変、貸与、配布等により転用してはなりません。

7.ユーザーによる情報の提供やアップロードについて
ユーザーは、本サービスの利用にあたってアップロードする文章、画像、動画、音声、音楽その他の情報(以下総称して「ユーザーコンテンツ」)について、その行為における適法な権利を有していること、及びユーザーコンテンツが第三者の知的財産権、所有権その他の権利を侵害していないことについて、当社に対し表明し、保証するものとします。ユーザーコンテンツに関する著作権は、当該投稿等を行ったユーザー自身に留保されるものとし、事前に著作権譲渡について当社がユーザーから許諾または同意を得たものを除き、当社は当該ユーザーコンテンツに関する著作権を取得することはありません。ただし、当社は、本サービスの提供、維持、改善またはプロモーション等に必要な範囲において、ユーザーコンテンツを複製、翻案、自動公衆送信などを、無償、無期限かつ地域非限定で行うことができるものとします。ユーザーは、当社及び当社から権利を承継または許諾された物に対し、著作者人格権を行使しないものとします。

8.禁止行為について
ユーザーは、本規約の他の条項に定めるものの他、本サービスの利用にあたって、以下の行為またはそのおそれのある行為を行ってはならないものとします。
(1)他のユーザー、当社または第三者に不利益または損害を与える行為
(2)公序良俗に反する行為
(3)法令に違反する行為
(4)当社の書面による事前の承認を得ずに、本サービスに関連して営利を追求する行為
(5)当社による本サービスの運営を妨害する行為
(6)本サービスの信用を失墜、毀損させる行為
(7)当社の承認した以外の方法で本サービスを利用する行為
(8)本サービスを譲渡、貸与、公衆送信、使用許諾する行為
(9)本サービスを複製、翻案、編集、改変する行為
(10)コンピュータウイルス等を本サービスで利用し使用をしたり、第三者に提供したりする行為、あるいはそのおそれのある行為
(11)その他、当社が不適切と判断する行為 

9.免責事項について
当社は、本サービスに関する情報およびデータの正常性、信頼性、正確性を保証するものではありません。本サービスにかかる情報によりユーザーまたは第三者に損害が生じた場合であっても、その損害についていかなる責任も負いません。また、当社は、本サービスの利用に起因するソフトウェア、ハードウェア上の事故、ユーザー間またはユーザーと第三者の間において生じたトラブル、その他の事故等による全ての損害についても、いかなる責任も負いません。

10.損害賠償について
本規約に違反して権利侵害等の問題が発生した場合、ユーザーは、自己の負担と責任においてかかる問題を解決するとともに、当社に何等の迷惑または損害を与えないものとし、仮に当社に損害を与えたときは、当社に対して当該損害の全てを賠償していただきます。

11.当社による本サービスの提供中止について
当社は、ユーザーが本規約に違反した場合、当該ユーザーに対してあらかじめ通知することなく、本サービスの全部または一部の内容の提供を中止することができるものとします。当該中止についてユーザーに損害が生じた場合であっても、当社はいかなる責任も負いません。

12.本サービスの変更・一時中断・廃止について
当社は、本サービスの内容を必要に応じて変更することがあります。また、メンテナンスや内容更新のため本サービスの提供を一時中断、あるいは本サービスの廃止を行う場合があります。当該変更または一時中断、廃止によってユーザーまたは第三者に損害が生じた場合であっても、当社はいかなる責任も負いません。

13.本規約の改訂
当社は、随時本規約を改訂できるものとします。当社は本規約を改訂した場合、その都度、改定後の本規約を掲示することによってユーザーに告知するものとし、改定後の本規約は当該掲示の時点で効力を生じるものとします。

14.準拠法、協議、管轄
本規約の解釈および運用は日本法に準拠します。 本サービスに関連してユーザー、当社ないし第三者との間で疑義、問題が生じた場合、その都度誠意をもって協議し、解決を図るものとします。 協議によっても疑義、問題が解決しない場合、これらに関する紛争は当社の本社所在地を管轄する地方裁判所または簡易裁判所を第1審の専属的合意管轄裁判所とします。
 
附則
本規約は2022年9月30日から実施します。