完売必至の行列店！フランス人オーナーのこだわりクロワッサン！いわき市の「SHARE」

Chu! PRESS

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2023.07.07

いわき市にあるクロワッサン専門店「SHARE CROISSANT & COFFEE」。ことし3月にオープンした、いま注目の人気店だ。

瞬く間に行列の絶えない人気店へと成長

降りしきる雨の中でも、この大行列！開店前からたくさんの人で賑わっていた。午前9時の開店後も列は伸び続けていた。

開店を待ちわびた人たちのお目当てはもちろん…

たくさんの人の心を捉えてやまないクロワッサンが、こちら。高級感のあるこんがりとした焼き色、照り、そしてバターの香りが…たまらない！

見た目も美しい…

有名女性雑誌にも掲載されて、さらに注目度アップ！いわき市だけでなく県外から足を運ぶ人もたくさん。
この日も、開店からわずか2時間後には商品棚が空っぽに…午前中のうちに完売してしまうことがほとんどだという。

人気がひと目でわかる

取材に訪れた鈴木美伸リポーターも、良い香りに誘われてパクッ！すると、バターのコクや旨味、小麦の香りが口いっぱいに広がる至福の時が。

口に入れた瞬間から、おいしいがあふれる！

さらに、本場フランスのスタイルにならって、コーヒーと合わせて食べてみると…

クロワッサンをコーヒーに浸して

おいしさのあまり思わず…

「フランスの朝ごはん感」を堪能できるかも!?

多くの人を魅了する味を届けるのは、フランス人オーナーのヨアン・バヤードさん。オーストラリアでバリスタとして働いていた時に、いわき市出身の妻と出会い、結婚を機に8年前に来日した。

どうしても諦められない長年の夢が…

最初は市内でカフェを営んでいて、2018年にはゴジてれもお邪魔したことが。

「ルボナパータージェ」というカフェを経営していた

しかし、中学生の頃から抱いてきた「パン屋さんになりたい」という夢を叶えるべく、カフェをたたんで単身フランスに渡り、一からクロワッサン作りを学び直した。

中学生の頃のヨアンさん

幼いころからほぼ毎日クロワッサンを食べていたという

帰国後、目の前に立ちはだかったのは「なぜか本場の味が再現できない」という壁。小麦粉やバターなどの材料を見直し、100種類以上を吟味…そしてたどり着いたのが、母国・フランス産の小麦粉だった。

見るからに伝わってくる、もちもち感…！

甘みがあるというフランス産の小麦粉。それにバターをたっぷり練り込んだ生地は、もっちもち！これを薄く伸ばし、フランス産のコクのあるバターを何層にも何層にも織り込んでいく。

美しい断面

そして、生地と対話しながら、一つひとつ手作業で成形。少しでもずれると焼いた時に形が崩れてしまうという、ヨアンさんにしかできない繊細な作業だ。

生地に優しい言葉をかけながら

焼き上がりを意識して成形

最高の状態でオーブンへ。

焼き上げ方のディテールは企業秘密！

焼き上がったクロワッサンは、素早く取り出して粗熱を除く。これが、外はサクッ、中はもっちり食感の決め手だ。こうして、朝早くから夜遅くまで、たった1人で1日に500個ものクロワッサンを焼き上げている。

パリパリ音と広がる香り

チョコやキャラメルをトッピングするなど、バリエーションが豊富なのも魅力だ。日本の味を…ということで作られた「抹茶クロワッサン」も、独特の苦味がピッタリ！

期間限定の商品も

「おいしさを分かち合いたいと思えるクロワッサンであってほしい」そんな願いを、ヨアンさんは店名「SHARE」に託した。よく見ると、Hの文字にはちょっとした空白が。「人と人が手を取り合っているイメージ」で、その間をクロワッサンがつなぐという。

「おいしい」の笑顔をシェアしながら、人とのつながりを作る

「家族で一緒に」「職場の仲間と分け合って」など、おいしいものはいつだって誰かとシェアしたくなるもの。まとめ買いをする人も多いようだ。さまざまな場面で生まれる笑顔が、「SHARE」のクロワッサンの人気の秘訣といえる。

クロワッサンがトレイいっぱいに！

店先の大行列を見て「涙が出そうになる時もある」と、お客さんに感謝するヨアンさん。きょうも誰かの笑顔のためにクロワッサンを焼き続け、幸せの輪を広げていく。

「すごく忙しいけれど、幸せ」

連日大人気の「SHARE」は完売次第、営業終了。完売情報はInstagramで確認できる。展開中のオンラインショップでは、運が良ければ、並ばずゲットできるかも!?幸せになり、誰かを幸せにしたくなる絶品クロワッサン、ぜひ大切な人とシェアしたい。

Chu!PRESS編集部