須賀川警察署は27日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで、鏡石町の会社員・吉田泰之容疑者(42)を逮捕したと発表しました。

警察によりますと、吉田容疑者は27日午前0時半ごろ鏡石町の国道4号を酒気を帯びて、軽乗用車を運転した疑いが持たれています。

吉田容疑者の車は当時、縁石に乗り上げる事故を起こしていて、目撃者から通報が寄せられ、警察が調べたところ、酒気帯び運転の疑いが強まったということです。

捜査関係者によりますと、吉田容疑者の呼気からは、基準値を大幅に超えるアルコールが検出されたということです。

警察が詳しい調べを進めています。

原付バイクで新聞配達をしていた男性が、土手下に転落して、意識不明となっていた事故で、警察は26日午後、亡くなったと発表しました。

頸髄損傷でなくなったのは、郡山市のアルバイト・藤宮勇さん(６６)です。

警察によりますと藤宮さんは、26日午前4時ごろ郡山市富久山町の市道上で、新聞配達のため原動機付自転車を運転して走行していたところ、道路を外れ、約4メートル下の土手に転落したということです。

別のバイクで少し前を走っていた同僚の女性が気づき、消防に通報しました。

現場にはガードレールがなく、警察が交通取り締まりを強化して、事故の防止を呼び掛けています。

企業が持つ専門的な知見を生かして、県内の復興の加速化などにつなげるため、福島県と伊藤忠商事が連携協定を結びました。

26日、福島県と連携協定を結んだのは大手総合商社の伊藤忠商事です。

伊藤忠商事は、東日本大震災発生の後、福島県に義援金を贈ったり、物資の支援をしたりしてきました。
また5月に開業した本宮市の水素ステーションの事業にも携わり、県内の復興を後押ししています。

今回、協定を結ぶことで、伊藤忠商事は、県が目指す水素社会の実現や県産品の情報発信など、県の魅力をさらに高める取り組みに協力していきます。

内堀知事は「大手商社の専門的な知見と豊富なネットワークを借りながら、県内の復興と地方創生の推進に向け、挑戦をし続けていく」と期待感を述べました。