2025.01.23
with a camera in Aizubange Town 4-3
「ぶらカメ」会津坂下町篇4巡目その3です。
その1「会津坂下町の手打ちそばの神髄を見た! 十割そばの精進を重ねる“角田工房”」は、こちらをクリック。
その2「お手製ポストのある一軒家 & 開店10周年、でも創業97年の和菓子店」は、こちらをクリック。
その1「会津坂下町の手打ちそばの神髄を見た! 十割そばの精進を重ねる“角田工房”」は、こちらをクリック。
その2「お手製ポストのある一軒家 & 開店10周年、でも創業97年の和菓子店」は、こちらをクリック。
町中をぶらぶらしていると、3人の女の子が歩道を歩いています。
「いま部活から帰ってきたので、コンビニにお昼を買いに行くところです。」
と答えてくれたのは、三姉妹のお姉ちゃん(高1)。部活とは「柔道部」だそうで、締めている帯は黒帯(有段者)です。得意技は内股で、憧れの選手は
「阿部詩選手!」
この前の五輪は兄妹揃っての金メダルならずに残念でしたね。
「いま部活から帰ってきたので、コンビニにお昼を買いに行くところです。」
と答えてくれたのは、三姉妹のお姉ちゃん(高1)。部活とは「柔道部」だそうで、締めている帯は黒帯(有段者)です。得意技は内股で、憧れの選手は
「阿部詩選手!」
この前の五輪は兄妹揃っての金メダルならずに残念でしたね。
昼食を買いに行く途中の三姉妹。 |
お姉さんは柔道選手。 |
将来の夢は「警察官」。確かに柔道の経験は生かせそうですが、憧れた理由は「制服が格好良いから」。でも形から入るのもありだと思います。
真ん中のお姉ちゃんは中学1年生で、バドミントンをプレー。小学5年の末の妹さんもバドミントンを楽しんでいるそうです。スポーツ三姉妹ですね。
真ん中のお姉ちゃんは中学1年生で、バドミントンをプレー。小学5年の末の妹さんもバドミントンを楽しんでいるそうです。スポーツ三姉妹ですね。
妹2人は、バドミントンを楽しむ。 |
福島県はバドミントンが強いものなぁ。 |
休日ちょっと遅めの昼食を楽しんでください。
三姉妹と別れてスタッフがふと或る店の貼り紙に気が付きます。
「あれ、気になりません?」
その貼り紙には「訳ありス コップ」とあります。
三姉妹と別れてスタッフがふと或る店の貼り紙に気が付きます。
「あれ、気になりません?」
その貼り紙には「訳ありス コップ」とあります。
お腹の空いている所、有難う御座いました。 |
スコップで訳あり? |
貼り紙をしたのは、こちらの女性店員です。訳ありスコップとは?
「倉庫に残っていたスコップなんです。新品なんですけど、ちょっと汚れていたのを洗って、普通は3000円以上するのを1500円で出しているんです。10挺(ちょう)以上あったんですが、今はこの1挺だけ。新古品って感じですかね。」
「倉庫に残っていたスコップなんです。新品なんですけど、ちょっと汚れていたのを洗って、普通は3000円以上するのを1500円で出しているんです。10挺(ちょう)以上あったんですが、今はこの1挺だけ。新古品って感じですかね。」
この方が社長の許可をもらい、貼り紙をした女性店員。 |
貼り紙効果で訳ありスコップは残り1挺。 |
実はこちらの店、5代続く金物店です。
専門業者も利用する、金物店。 |
店内には、マニアック?な商品も色々。 |
店内を見ると測量関係の道具や、金具でも口径の違った部品が幾つも並ぶなど、まさに業者の需要にも対応できる品ぞろえです。
測量用品も。業者の人は助かるんだろうなぁ。 |
ナットか。口径違いがずらっと並ぶ。 |
「昔は工事関係等の業者がスコップ10束(1束・いっそくは10挺)をなんて買っていったんですが、いまはなかなかその単位では出ないです。でも倉庫にはほかにも色々なものが眠っているので、機会があれば『訳あり』を出していこうと思っています。」
女性店員のアイディアで貼った貼り紙には、「梅割り器」も。
女性店員のアイディアで貼った貼り紙には、「梅割り器」も。
倉庫にはまだ訳ありお宝が眠っているらしい。 |
梅割り器とは? |
「梅の実を挟んで割ると、種と実を簡単に分ける事が出来るんですよ。こっちは高田梅(会津美里名産)の梅漬けを作る事が多いので…。」
これが、その梅割り器。 |
挟んで割れば、実だけがとれる。 |
5代目の社長も
「あれを貼ってから、少しですが梅割り器が売れるようになりました。」
一般の人から業者の専門的な金物を扱っている店には、のこぎりを太く大きくしたようなものもあります。
「あれを貼ってから、少しですが梅割り器が売れるようになりました。」
一般の人から業者の専門的な金物を扱っている店には、のこぎりを太く大きくしたようなものもあります。
5代目社長。貼り紙に販売効果はあるようだ。 |
いまは使う人がいない?「おが」。 |
「あそこに飾ってあるのは、『おが』って言うんです。いまは機械化が進んで、おがを扱う人がいなくなっています。」
長く続く店ならではの、歴史を物語る一品でした。
長く続く店ならではの、歴史を物語る一品でした。
いまはこれに代わる機械があるようだ。 |
突然のお邪魔にもご対応、有難う御座いました。 |
次回はこの週末に、俳優の児玉磨利さんが矢祭町(やまつりまち)にお邪魔します。どうぞ宜しくお願い致します。
全文を読む